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環境用語 ポリ臭化ジフェニルエーテル

作成日 | 2007.05.10  更新日 | 2014.02.25

ポリ臭化ジフェニルエーテル

ポリシュウカジフェニルエーテル   【英】Polybrominated diphenyl ether  [略]PBDE  

解説

ポリ臭化ジフェニルエーテル(略称:PBDE)は、ポリブロモジフェニルエーテルとも呼ばれる。ジフェニルエーテル(化学式:C6H5-O-C6H5)の水素が臭素に置換した構造をもつ化合物の総称で、置換臭素の数や位置によって多数の異性体が存在する。

PBDEは、臭素系難燃剤の一つで、プラスチック、繊維などに添加して用いられる。市販の難燃剤としては、ペンタブロモジフェニルエーテル(6臭素化体)、オクタブロモジフェニルエーテル(8臭素化体)またはデカブロモジフェニルエーテル(10臭素化体)の製品が重要である。

PBDEはPCBと類似の構造を持つため、脂溶性が高く生物蓄積性を有する。そのため、様々な野生生物やヒトの試料からPBDEが検出されている。また、PBDEを含む素材の燃焼試験では臭素系ダイオキシン類が検出されている。

PBDEはEUのRoHS指令における規制対象となっており、また、POPs条約においてもテトラ(4臭素化体)、ペンタ(5臭素化体)、ヘキサ(6臭素化体)、ヘプタ(7臭素化体)ブロモジフェニルエーテルが附属書A(製造・使用・輸出入を禁止する措置を取るべき物質)に追加された。これを受け、化学物質審査規制法においても、これら4物質が第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則禁止となった。(2014年2月改訂)

PBDEはEUのRoHS指令における規制対象となっており、また、POPs条約においてもテトラ(4臭素化体)、ペンタ、ヘキサ(5臭素化体)、ヘプタ(6臭素化体)及びオクタ(8臭素化体)ブロモジフェニルエーテルが附属書A(製造・使用・輸出入を禁止する措置を取るべき物質)に追加された。これを受け、化学物質審査規制法においても、これら4物質が第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則禁止となった。

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