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Issued: 2016.09.20

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作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
極域成層圏雲
キョクイキセイソウケンウン   【英】Polar Stratospheric Cloud  
 解説 |
南極北極上空の成層圏の雲のこと。オゾンホールが極域の成層圏で起きている現象には、-78℃以下の超低温で発生する極域成層圏雲が関与している。
極域では、フロンなどから放出された塩素原子が、冬季に硝酸塩素や塩化水素の形で極域成層圏雲に漂い、それが春の訪れと光エネルギーにより硝酸に変化する過程で塩素原子を放出する。そして、その塩素原子が連鎖反応的に成層圏オゾンを壊すのである。さらに、CO2などの温室効果ガスが増加すると、地上付近では気温が上昇するが、成層圏の気温は低下する。それが、極域成層圏雲の発生を促進し、成層圏オゾンの破壊を加速すると考えられているのである。南極上空の成層圏では、南極大陸の周りを「極渦」と呼ばれる強い西風が吹いており、オゾンが破壊された空気が極渦の中に閉じこめられる。北極でも南極と同様にオゾン破壊が起きているが、極渦の流れが一様ではなく、歪んでいるために、明確な「オゾンホール」は生じていない。
 この解説に含まれる環境用語 |
  北極
  南極大陸
  南極
  温室効果ガス
  フロン
  オゾンホール
  オゾン
 この環境用語のカテゴリー |
  地球環境オゾン層

 関連Webサイト |
  オゾン層の保護について(環境省地球環境局)
http://www.env.go.jp/earth/index.html
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