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環境ニュース[国内]

アサヒグループホールディングス、ビール工場排水由来ガスによる固体酸化物形燃料電池試験で2,000時間超連続発電に成功

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2018.05.29 【情報源】企業/2018.05.15 発表

 アサヒグループホールディングス株式会社は、ビール工場の排水処理工程から得たバイオメタンガスを、固体酸化物形燃料電池(以下、SOFC)発電に適した高純度なバイオガスに精製するプロセスを確立した。
 また、本プロセスにより精製したバイオガスを用いて試験用SOFC発電装置による発電試験を行った結果、2,000時間超連続発電に成功した。
 今回、新たに開発したバイオガス精製プロセスは、高純度な精製を実現するとともに、低コストでの導入が可能な設計としている。今後事業実装プロセスとして確立できれば、ビール工場に限らず幅広い食品工場のほか、嫌気性排水処理設備を導入している多くの工場・施設でも排水由来のバイオガスを用いたSOFCの活用が可能となり、CO2排出量削減に貢献できる技術である。

【アサヒグループホールディングス株式会社】

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