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環境ニュース[海外]

ケニア、全国植樹キャンペーンを立ち上げ

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2019.01.10 【情報源】国連/2018.12.19 発表

 ケニアは、学校や農場などに植樹する「ケニア緑化キャンペーン」を立ち上げた。同国の森林は、近年20万エーカー以上減少している。政府は、森林伐採の一時停止を呼びかけるとともに、2022年までに18億本植樹し、国土の1割以上を森林にするという目標を設定している。同国内務・政務調整省長官と公共サービス・青年・ジェンダー省長官も毎年5億本という目標苗木数のうち5000万本の提供を約束した。キャンペーンの立ち上げが発表されたルイル・プリズン農園では1200万本の苗木が育てられており、その他に国内の全地域、全生態地帯に設置された27か所の育苗施設で3800万本を育て、配布する計画である。
 国連環境計画(UNEP)が発表した排出ギャップ報告書や適応ギャップ報告書によると、必要な気候行動と実際の取組の差は拡がっている。キャンペーンの立ち上げに参加したUNEPは、「省庁が連携するこの植樹キャンペーンは干ばつや砂漠化など気候変動の悪影響の防止につながるもの」と期待を示した。【国連環境計画

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