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環境ニュース[海外]

サイガ・アンテロープ生息国、個体数回復への新たなロードマップに合意

【発表日】 2019.04.12 【情報源】 国際機関 【自然環境 野生動植物

 ボン条約(CMS)は、ワシントン条約、ドイツ政府との合同ワークショップで、「サイガ・アンテロープの保護、回復、持続可能な利用に関する覚書」の作業を進める具体策となる2021〜2025年の中期作業計画案に合意したと発表した。この覚書は、サイガの生息国(カザフスタン、モンゴル、ロシア、トルクメニスタン、ウズベキスタン)の政府間措置として2006年に発効した。覚書実施の取り組みとワシントン条約による国際取引管理によって、サイガ個体数は2006年の6万7000頭から2018年には22万8000頭に回復している。しかし、2015年にはカザフスタンで20万頭が大量死し、2017年にはモンゴルサイガの個体数はウイルス感染により7000頭に半減した。これをうけ、中期作業計画案はサイガの健康と疾病に関する章が加えられた。また、フェンスや鉄道など人工構造物や、漢方薬として需要があるツノの取引を目的とした密猟なども脅威となっており、持続可能な利用と取引、意識啓発、保護区の指定、監視などの措置が盛り込まれた。【ボン条約

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