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環境ニュース[海外]

EPA 環境汚染物質の発がんリスク評価に関する2つの文書を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.04.12 【情報源】アメリカ/2005.03.29 発表

 EPAは3月29日、EPAが、環境汚染物質への曝露による発がんリスクの評価を行う際の、原則および手続を記した2つの文書を公表した。
 このうち、「発がん性物質のリスク評価に関するガイドライン(発がん性ガイドライン)」は、1986年の改訂以降の科学的知見の進展や、EPAの20年以上の経験を反映したものとなっている。ここでは、EPAの科学者その他の者が、発がんリスクを評価するにあたって、推奨される原則および手続が定められている。このガイドラインはまた、EPAの意思決定者および市民に対して、リスク評価の手続に関する情報を提供するためにも用いられる。
 また、「発がん物質への若年期の曝露による感受性の評価に関する補足ガイダンス(補足ガイダンス)」は、EPAが、0歳から16歳までの子どもの発がんリスクへの曝露を評価するにあたって用いられるアプローチを記述するものである。子どもに特化した補足ガイダンスが公表されたのは今回が初めてである。このなかには、動物およびヒトに対する化学物質の影響に関する既存の文献のレビューが含まれるほか、若年期の曝露に関する研究結果、EPAによるこれらの研究の分析、および大人を対象とした研究から得られた結果を子どもに応用する際の科学的根拠を補強するための分析も示されている。【EPA】

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