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環境ニュース[国内]

九州新幹線・新八代〜鹿児島中央間沿線騒音測定 28か所中13か所で基準超過

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2005.04.22 【情報源】環境省/2005.04.22 発表

 環境省は、平成16年3月13日に開業した九州新幹線・新八代〜鹿児島中央間沿線の28か所で騒音を測定し、その結果を17年4月22日に発表した。
 昭和50年に定められた、新幹線鉄道騒音についての環境基準では、地域類型別の騒音基準値と達成目標期間が設定されており、騒音基準値は住宅地域(類型1地域)で70デシベル以下、商工業地域(類型2地域)で75デシベル以下、新設の新幹線の達成目標期間は「開業時に直ちに達成し、維持するよう努める」とされている。
 今回の測定結果では、商工業地域にあたる測定地点・3地点では環境基準値をすべて下回っていたが、住宅地域にあたる測定地点・25地点については、その52%にあたる13地点で環境基準値を超えていたため、28か所全体の環境基準達成率は54%にとどまった。
 なおこれらの結果を踏まえ、環境省は新幹線事業を所管する国土交通省、熊本県、鹿児島県に対して直ちに環境基準達成に努めるよう要請を行った。【環境省】

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