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環境ニュース[国内]

小泉首相、アジア・アフリカ首脳会議で演説 アフリカ向けODA倍増を表明

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.04.25 【情報源】外務省/2005.04.22 発表

 小泉首相は、2005年4月22日夜(日本時間22日未明)に、インドネシアのジャカルタに到着し、アジア・アフリカ首脳会議に出席。午前に開催された全体会合で演説を行た。
 この演説で首相は、2015年までに国際社会が達成すべき「ミレニアム開発目標(注1)」に寄与するため、「政府開発援助(ODA)の対国民総所得(GNI)比0.7%目標の達成に向け引き続き努力する」と述べるとともに、アジア・アフリカ地域を中心に、今後5年間で25億ドル以上防災・災害復興分野の支援を行うこと、今後3年間でアフリカ向けODAを倍増することを明らかにした。
 またノーベル平和賞受賞者であるケニアのマータイ女史が愛・地球博の開会式に出席した際に、日本語の「もったいない」という言葉を引用して、資源の有効利用と環境保全の重要性を訴えたことを例にあげながら、「アジアとアフリカでもったいないという精神にのっとり、環境保全と持続的発展が両立する社会を創り出すことは可能と信じる」と発言。続いて、この両立に向け「日本は努力を惜しまない」との決意を改めて示した。

(注1)00年9月に国連ミレニアム・サミットで採択された「国連ミレニアム宣言」と1990年代に主要な国際会議やサミットで採択された国際開発目標を統合したもので、2015年までに国際社会が達成すべき8つの大目標と各目標の下での18の具体的なターゲット、48の指標を提示している。【首相官邸】

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