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環境ニュース[海外]

世界環境デー 「都市環境協定」調印を目指して、世界各国から市長が参加

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.05.24 【情報源】国連/2005.05.10 発表

 サンフランシスコで開催される世界環境デー式典において、6月5日、「都市環境協定―緑の都市宣言」の調印式が行われる。これは、今年の世界環境デーのテーマ「緑の都市―地球のための計画!」を踏まえたもの。式典には、革新的な環境活動のアイデア等を交換するために、世界各国から60名以上の市長が参加する。
 都市環境協定は、エネルギー、廃棄物削減、都市デザイン、都市の自然、運輸、環境と健康、水という7つの環境項目をカバーしており、各市が実施できる21の具体的な活動が盛り込まれている。こうした活動は、将来世代のニーズや地球の健全性を満たしながら現在のニーズを満たすことを目指すものである。
 UNEPのテプファー事務局長は、「短期的な“汚れた”開発ではなく、長期的な持続可能な開発を行うよう、途上国の都市と協力していくことは、先進国の都市の義務である」と述べ、「もしこれができれば、2015年までに国連ミレニアム開発目標を達成するのに役立つ」と述べた。
 UNEPの世界環境デー式典は、1987年から様々な都市で開催されてきたが、アメリカでの開催は初めて。サンフランシスコは60年前に国連が誕生した地でもあり、今年の式典にふさわしい都市である。世界環境デーでは、公式イベントとして、「ミュアーウッズにて 平和と環境―国連60周年」ウォークなど、200件以上の地域活動が計画されている。
 6月3日〜5日には、フォートメーソンで「緑の都市博覧会」が開催され、今年のUNEP写真コンテストの受賞者の作品も展示される。【UNEP】

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