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環境ニュース[国内]

領海内での鯨調査に対し、二回目の禁止令発動

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2001.07.18 【情報源】/2001.07.10 発表

 エリオット・モーリー漁業大臣は、フェロー諸島調査団によるイギリス領海内での鯨調査を禁じると発表。6月29日のノルウェーに対する鯨調査拒否に続いて二週間で二度目の禁止令になる。
 今回のフェロー諸島に対する禁止令は、このデータがノルウェーが主張する自己捕鯨割当量の支持に使われる可能性があると判断されたからである。予定では、7月23日までフェロー諸島船1隻がイギリス領海内外で複数回、鯨の調査を行うことになっていた。
 調査航海は、フェロー諸島・ノルウェー・アイスランドによる合同プロジェクトである北大西洋観察調査(North Atlantic Sightings Survey:NASS)2001による依頼に基づくもので、北大西洋東部における海洋哺乳動物のモニタリングと生息数のマッピングを目的としている。
 ノルウェーは調査船1隻だけの領海内調査を願い出ていたが、モーリー大臣はこれも拒否することを明確にした。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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