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環境ニュース[国内]

アクティブ・レンジャー60名が決定 10代から60代まで多彩な人材

自然環境 自然公園】 【掲載日】2005.05.27 【情報源】環境省/2005.05.26 発表

 全国の国立公園自然保護官の補佐を行う「アクティブ・レンジャー」を募集していた環境省は、平成17年5月26日までに採用者を決めた。
 「アクティブ・レンジャー」は国立公園内のパトロールや利用者指導業務などを担う新たな雇用形態の職員で、身分は非常勤国家公務員。
 初めて全国規模での募集を行った今回は、(1)世界自然遺産地域の保全強化、(2)広大な山岳部・海岸部の保全強化、(3)希少種生息地・湿地の保全強化−−の3テーマに沿って全国の配置予定地区や業務内容を計画し、最終的に全国47地区に配置する約60名を募集していた。
 応募期間中に、18歳から73歳までの延べ1,137人(複数事務所への応募の重複を除いた実応募者数は993人)の応募があり、男性応募者が約769名と、女性応募者224名の約3.5倍に及んだが、採用決定者は男性33名、女性27名と比較的男女の数が接近していた。
 なお採用決定者の年齢層は20代(35人)、30代(19人)が中心だが、10代(1人)、40代(2人)、50代(1人)、60代(2人)の採用者も。
 学歴は大学(大学院)卒の割合が約85%、専門学校・高校等卒が約15%だが、経歴としては自然ガイド経験者や学芸員、獣医師、自然体験活動指導者などの資格取得者、海外技術協力の経験者など、多彩な人材が揃った。
 今回の採用決定者の雇用期間は17年6月1日から18年3月30日まで(対象地区の活動内容によっては最長4年まで延長される可能性あり)。6月1日に全国11か所の自然保護事務所で辞令交付を行う予定。【環境省】

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