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環境ニュース[国内]

気温上昇でリスク高まる 熱中症の「保健指導マニュアル」作成

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.04 【情報源】環境省/2005.07.01 発表

 ヒートアイランド現象地球温暖化の進展で、熱中症発症のリスクが高まっているとの指摘を踏まえ、環境省は熱中症に関する最新の科学的知見や関連情報を紹介した「熱中症保健指導マニュアル」を作成した。
 熱中症は「気温が高い・湿度が高い・風が弱い」といった条件が揃った時に体内で生まれた熱と、汗や熱伝導による熱放出とのバランスが崩れて障害が生じた状態のこと。
 重症になると死亡に至る場合があり、日本では1968年から2003年までの36年間に、4,630人(男2,925人、女1,705人)が熱中症により死亡。最も多かった1994年には1年で589件の死亡者が発生した。
 今回のマニュアルは「1 気候変動と熱中症」、「2 熱中症になったときには」、「3 熱中症を防ぐためには 」、「4 保健指導のあり方」、「5 もっと知りたい時には」の5章構成。
 ヒートアイランド現象地球温暖化の紹介のほか、熱中症発症のメカニズムや熱中症が疑われるときの対応、予防策を掲載している。
 内容は環境省サイトで全文を閲覧できるが、冊子版を希望する場合はA4サイズを封入可能な返信用封筒に切手(1部240円、2部390円)を貼って同封の上、環境省環境保健部環境安全課(〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2)まで郵送で申し込む必要がある。【環境省】

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