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環境ニュース[国内]

EPA 固定式ディーゼルエンジンの排出基準案を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2005.07.19 【情報源】/2005.06.30 発表

 EPAは、固定式ディーゼルエンジンの排出基準案(いわゆる「新排出源性能基準」)を策定した。これは、新規・改良・改造の固定式ディーゼル内燃機関から排出されるNOx、粒子状物質、SO2、CO、炭化水素について、EPAの「非道路用ディーゼルエンジン規則」と同程度の厳格な基準を課すものである。
 この規則案は、8万1500台の新規の固定式ディーゼルエンジンに対して適用される。これにより、2005年から2015年までの間に、段階的に汚染物質が削減され、2015年までに6万8000トンを超える汚染物質(当初のレベルの9割分)が削減される と考えられる。EPAは、この規則案により生ずる国全体での年間のコストは、2015年で5700万ドル(62億7000万円)と見込んでいる。
 固定式ディーゼル内燃機関は、発電所や製造施設などにおいて、発電機やコンプレッサーに用いられている。また緊急時の発電や水のくみ上げなどにも利用される。
 EPAは今回の規則案につき、60日間にわたって、パブリック・コメントを募集する。【EPA】

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