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環境ニュース[国内]

大型クラゲ、島根県隠岐周辺まで到達 日本海中央部の大和堆でも初出現

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.08.10 【情報源】水産庁/2005.08.09 発表

 水産庁は平成17年8月9日までの日本沿岸の大型クラゲの出現状況をまとめ、公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心にエチゼンクラゲなどの大型クラゲが大量出現し、漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早く、7月末から8月初めにかけて、すでに魚網が破れる被害やクラゲが多すぎて漁船が操業不能となり、漁場を変更する事例も発生している。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは8月8日までに、島根県隠岐周辺の水域にまで達し、分布状況はおおむね16年度8月下旬の状況と似通っているが、8月3日には初めて、日本海中央部の大和堆で出現が確認されたという。
 水産庁では、今後「被害軽減漁具作成マニュアル」を作成し、8月中・下旬のできる限り早い時期に漁業関係者へ配布する予定。【水産庁】

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