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環境ニュース[国内]

外来種のペット、責任を持って飼育を 小池環境大臣が談話 

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.10.03 【情報源】環境省/2005.09.30 発表

 ペットとして飼育されていたとみられる、ヘビやサソリなどの外来生物が野外で発見される事例が続いている中、小池環境大臣は平成17年9月30日、「外来種ペットは最後まで責任を持って飼育することが重要」と訴える談話を発表した。
 この談話では、ペットなどとして国内に持ち込まれた外来生物の中には、「野外に放たれると人の生命・身体に危害を及ぼす危険があるものや、生態系や生活環境に重大な被害を及ぼすおそれのある生物がいる」と指摘。そのような被害が起こらないように、「ペットを飼っている人は最後まで責任を持って飼育してください、またペット販売業者の方も、外来生物の購入者に捨てない、逃がさないというマナーを広めてください」と訴えた。
 外来生物法では規制対象とする「特定外来生物(日本の生態系や在来種に悪影響をもたらす外来種)」を野外に放った場合、個人の場合で懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合で1億円以下の罰金を課すとしている。
 環境省では談話の内容をペット販売関係団体に通知を行うとともに、10月1日に発足した地方環境事務所を通じ、ペットショップへ普及啓発用チラシを配布する予定。【環境省】

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