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環境ニュース[国内]

プルサーマルシンポジウムでのアンケート結果を公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.10.17 【情報源】資源エネルギー庁/2005.10.17 発表

 資源エネルギー庁と原子力安全・保安院は、佐賀県玄海町で開催したプルサーマルシンポジウムの参加者626名を対象に行った、プルサーマルについてのアンケート結果をまとめ、2005年10月17日に公表した。
 プルサーマルは、プルトニウムとサーマルリアクター(軽水炉)の2つの言葉を合わせた造語で、使用済み燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウラン燃料を混ぜたMOX燃料を軽水炉で利用することを指す。 
 シンポジウムは九州電力玄海発電所3号機で、プルサーマルの実施が計画されていることを踏まえ、05年10月2日に開催されたもの。
プルサーマルの必要性について」と題するパネルディスカッションと、「プルサーマルの安全性について」と題するトークセッションが実施された。
 アンケートの回答数は148名で、回答率は23.6%。回答者の居住地は玄海発電所のある玄海町が約51%、その近隣の唐津市が約28%。
 またシンポジウムの全体的な感想は「まあまあ良かった」が約30%と最多で、「普通」の27.7%がこれに続いた。 第1部のテーマであったプルサーマルの必要性についての理解度は、「少しは理解できた」が約33%と最多、第2部のプルサーマルの安全性についても「少しは理解ができた」が約32%と最多だった。
 全体的な感想についての評価理由では「賛成・反対双方の意見を聴けとても良かった」、「一般の人にはわかりやすい」と答えた人がいた反面、「一部は反対派、推進派の議論が聞けたが、二部は推進派にかたより過ぎる」、「話の中身がわかりにくかった」と答えた人もいた。【資源エネルギー庁,原子力安全・保安院】

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