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環境ニュース[国内]

家庭用品中のアスベスト 新たに41製品の使用が判明

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.10.20 【情報源】経済産業省/2005.10.20 発表

 これまでに製造・輸入された157社の家庭用品562製品の中にアスベスト石綿)が含まれていたことが、経済産業省の調査で平成17年10月20日までに判明した。
 この調査は、家庭用品関連の222団体に加盟する2万社以上を対象に同省が実施しているもので、17年9月12日に発表した内容の続報にあたる。
 9月12日の発表では、アスベスト含有家庭用品は124社の521製品、うち14社の19製品の製造・輸入が17年8月末時点で続けられていたとしていたが、10月20日の発表は、新たな含有用品41製品を追加報告するとともに、41製品中31製品の製造・輸入が17年8月末まで続けられていたことを明らかにしている。
 なお製造・輸入が17年8月末まで続けられていた31製品の内訳は、自転車のバンドブレーキが29製品、電動自転車の動力部中シール材が1製品、都市ガス用強化ガスホースの継手パッキンが1製品で、一方、過去に製造・輸入が行われていた10製品の内訳は都市ガス用強化ガスホースの継手パッキン4製品、ヒートポンプ給湯器のパッキン2製品、家庭用ミシンモーター内部の部品1製品、止水栓パッキン1製品、自転車のバンドブレーキ1製品、三輪電動自転車の動力部中のシール材1製品。
 いずれも通常使用でアスベストが放出される可能性はないという。
 なお経産省はこの結果を踏まえ、(1)すみやかなアスベスト代替化、(2)消費者への情報提供と相談体制の整備−−を該当企業に要請。また関係省庁にこの情報を提供していくとした。【経済産業省】

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