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環境ニュース[国内]

1901年からの日降水量データをデジタル化 全国51地点分

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.10.28 【情報源】気象庁/2005.10.28 発表

 気象庁は2005年10月28日、全国に158ある気象官署のうち、1901年からの観測データが揃っている51地点の日降水量データをデジタル化し、同庁ホームページの電子閲覧室から提供を開始すると発表した。
 今回のデータデジタル化は、地球温暖化などの長期の気候変動の予測精度向上を目的としたもの。
 日降水量など毎日記録している観測データのうち、1960年以前の古いものは、これまでマイクロフィルムに保管されているだけで、解析に利用することが難しかったが、今回デジタル化することにより、コンピュータでの処理が容易になった。
 なお10月28日に同時に公表された「異常気象レポート2005」も、この日降水量データを利用した解析を行っており、その成果として「日本の最近30年間の大雨の日数(日降水量200ミリメートル以上の日数)が20世紀初頭の30年に比べて約1.5倍増加している」という報告をまとめている。【気象庁】

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