一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

自治体が設置した環境関連施設の吹付けアスベスト使用状況を発表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.11.29 【情報源】環境省/2005.11.29 発表

 環境省は平成17年11月29日、地方自治体が設置した(1)廃棄物処理施設、(2)自然公園施設、(3)環境大気測定局舎−−での吹付けアスベストアスベスト含有吹付けロックウールの使用状況をまとめ、公表した。
 調査対象となった施設は、廃棄物処理施設(昭和30年から55年まで設置されたもの)が1,818件、自然公園施設(平成17年8月1日時点で供用中のもの)が6,465件、環境大気測定局舎(17年10月1日時点で稼働中か休止中のもの)が1,629件。
 このうち、調査時点で吹付けアスベストなどの使用(あるいは使用可能性)が確認されたものは(1)廃棄物処理施設で456件、(2)自然公園施設で21件、(3)環境大気測定局舎で40局だったが、封じ込めなどの飛散防止対策を完了していたのはそれぞれ(1)102件、(2)1件、(3)8局。
 なお環境省では、吹付けアスベストの使用が確認された施設への飛散防止対策の実施、使用の有無を確認できていない施設に対する分析調査の推進を都道府県・市町村に周知していくほか、廃棄物処理施設については、施設でのアスベスト含有製品の使用状況の把握や、廃棄物処理施設改修・解体時のアスベストの飛散防止マニュアルの作成を進めていく方針。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク