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環境ニュース[国内]

有害液体物質や危険物による海洋汚染・海上災害の防止政策概要案への意見募集開始

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2005.12.15 【情報源】国土交通省/2005.12.15 発表

 国土交通省は平成17年12月14日、有害液体物質や危険物が原因となった海洋汚染・海上災害の防止政策概要案を公表し、この案について平成18年1月25日まで意見募集を行うことにした。
 この政策案はケミカルタンカーの事故などで、キシレン、ベンゼンなどの有害液体物質、引火性の危険物が流れだした場合に、迅速で効果的な海洋汚染・海上災害防止措置がとれるような体制を確立することが目的。
 (1)事故発生時の通報や船舶所有者による応急防除措置の義務付け、海上保安庁長官による有害液体物質防除計画の策定など、有害液体物質に対する重油並みの防除体制確立、(2)海上保安庁長官による措置命令についての規定整備など、危険物に対する防除体制強化(3)環境大臣の査定を受けていない液体物質の輸送禁止、(4)海洋施設からの有害液体物質の排出禁止−−などを内容としている。
 なおこのうち、査定を受けていない液体物質の輸送禁止に関する規定は、19年1月1日から実施していきたい考え。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は国土交通省総合政策局環境・海洋課海洋室(〒100−8918東京都千代田区霞が関2−1−3、 FAX番号:03−5253−1549、電子メールアドレス:PLB_KKA_KYO@mlit.go.jp)。意見送付時には意見のほか、住所、氏名、職業(会社名または所属団体名)、電話番号を明記することが必要。【国土交通省,海上保安庁】

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