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環境ニュース[海外]

欧州委員会 スペインの田園地域の開発計画を承認

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2001.08.21 【情報源】EU/2001.08.03 発表

 欧州委員会は、スペインのアラゴン州、カスティラ・ラ・マンチャ州、カンタブリア州、マドリッド地区の「LEADER+」プログラムを承認した。
 「LEADER+」プログラムは田園地域開発のためのもので、2000年から2006年の間、構造基金もとで実施されるものである。この期間のEU支出分は20億ユーロ(2200億円)を越え、EUの農業予算により拠出される。「LEADER+」は以前の「LeaderII」に比べ、より野心的かつ高水準の田園地域開発を目指すもので、地域間のネットワーク・協力関係の構築にも力点を置いている。

・アラゴン州
 農民、中小企業を主な対象にし、新技術の導入、雇用の創出等を目標としている。具体的な活動の中には、自然の資産を活かしたツーリズム・レジャーの開発が挙げられている。2001年から2006年までの総支出は7600万ユーロ(EU負担分は3800万ユーロ)

・カスティラ・ラ・マンチャ州
 農民、中小企業を主な対象にし、新技術の導入(ITを含む)、雇用の創出等を目標としている。具体的な活動の中には、自然の資産を活かしたツーリズム・レジャーの開発が挙げられている。2001年から2006年までの総支出は8220万ユーロ(EU負担分は5400万ユーロ)

・カンタブリア州
 農民、中小企業を主な対象にし、地域の特性を生かした雇用の創出、女性・若年者の経済への参加を一般的な目標にしている。活動の例として、エコツーリズム・環境教育の促進が挙げられている。2001年から2006年までの総支出は1340万ユーロ(EUの負担分は900万ユーロ)

・マドリッド地区
 農民、中小企業を主な対象にし、若年の雇用拡大、女性への雇用機会均等が大きな目標となっている具体的な活動の中には、自然の資産の保全、自然の資産を活かしたツーリズム・レジャーの開発が挙げられている。2001年から2006年までの総支出は1260万ユーロ(EUの負担分は630万ユーロ)

【欧州委員会環境総局】

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