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環境ニュース[国内]

日本沿岸の大型クラゲ、長崎県では出現がみられず

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.01.16 【情報源】水産庁/2006.01.12 発表

 水産庁は、平成17年12月23日から平成18年1月11日までの日本沿岸の大型クラゲ出現状況をまとめ、18年1月12日に公表した。
 日本沿岸では14年以降毎年、日本海を中心に大型クラゲが大量出現し漁業被害が発生しているが、17年は長崎県対馬沖への出現が7月8日と16年度と比較して1か月ほど早かったほか、はじめて太平洋側でも出現が確認された。
 今回の公表内容によると、大型クラゲは長崎県対馬沖から青森県までの日本海側全域と、三陸沖を中心とした青森県から千葉県までの太平洋側などで引き続き出現が報告された。
 出現量は、福井県西部では2〜4,000個体、新潟県西部では2,000個体、青森県の日本海側では5,000個体以上が入網したとの報告が寄せられ、これらの地域では漁撈作業遅延、漁獲物の鮮度低下といった操業上の支障が発生した。
 ただし、日本海の入口である対馬を含む長崎県では出現がみられなくなってきているほか、岩手県ではサイズが50cm程度に小型化、新潟県の板曳網などではへい死個体が多く入網するようになっているという。【水産庁】

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