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環境ニュース[国内]

農林水産研究高度化事業 17年度追加採択課題3件を決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.01.27 【情報源】農林水産省/2006.01.27 発表

 農林水産省は提案公募型の研究委託事業「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」で平成17年度の追加採択課題として3課題を決定し、18年1月27日付けで公表した。
 この事業は同省が、現場に密着した農林水産分野の試験研究の迅速な推進を図るため、14年度から実施しているもので、17年度は従来の「研究領域設定型研究(全国領域設定型・地方領域設定型)」、「地域活性型研究」の2区分のほか、他府省の基礎・基盤的研究で生まれた研究成果を農林水産分野へ積極的に活用する「府省連携型研究」、農林水産分野の突発的な重要課題に対応して調査研究を実施する「緊急課題即応型調査研究(注1)」を創設。また「全国領域設定型研究」の中に新たに「リスク管理型」を設け、食の安全・安心についてのリスク管理施策課題に対応した研究を推進するとしていた。
 なお今回採択された4課題はこのうち、「リスク管理型研究」の追加公募分。
 採択案件は「弱毒タイプの鳥インフルエンザの伝播性、強毒化の検討」(研究機関:独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構ほか2機関)、「口蹄疫を対象にした輸入検疫措置に対する研究」(研究機関:独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構ほか1機関)、「トランス脂肪酸及びクロロプロパノールの摂取量に関する調査研究」(研究機関:独立行政法人食品衛生研究所ほか1機関)。
 今回の採択で「リスク管理型研究」分野の採択数は、これまで採択された19課題とあわせ、22課題となった。

(注1)緊急課題即応型調査研究は今回の公募の対象外。年度途中に発生した農林水産分野の緊急課題が発生した場合に、随時公募を行うとされている。【農林水産省】

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