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環境ニュース[国内]

先端技術を活用した農林水産研究高度化事業 「研究領域設定型研究」の研究領域決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.01.04 【情報源】農林水産省/2004.12.28 発表

 農林水産省は提案公募型の「先端技術を活用した農林水産研究高度化事業」のうち、平成17年度の「研究領域設定型研究」の研究領域を決定し、この領域に該当する研究課題の募集を17年1月28日まで実施する。
 この事業は同省が、現場に密着した農林水産分野の試験研究の迅速な推進を図るため、14年度から実施しているもので、17年度は従来の「研究領域設定型研究」、「地域活性型研究」の2区分のほか、他府省の基礎・基盤的研究で生まれた研究成果を農林水産分野へ積極的に活用する「府省連携型研究」、農林水産分野の突発的な重要課題に対応して調査研究を実施する「緊急課題即応型調査研究」を創設するほか、「全国領域設定型研究」の中に新たに「リスク管理型」を設け、食の安全・安心についてのリスク管理施策課題に対応した研究を推進する予定。
 なお今回決定した「研究領域設定型研究」の研究領域は、(1)一般型全国研究領域として「セイヨウオオマルハナバチ等の生態影響に関する研究」、「野生鳥獣の感覚特性・学習能力を考慮した効果持続性のある農作物被害防止技術開発」など3領域、(2)リスク管理型全国研究領域として「飼料中ダイオキシン類スクリーニング分析法開発」、「農作物の収穫前段階のカドミウムの効率的なモニタリング方法確立」など18領域、(3)地方研究領域として「琵琶湖・淀川流域における水稲の環境負荷低減技術の体系化と定量的効果評価モデルの開発(近畿圏のみ)」など11領域。
 応募者は農林水産技術会議ホームページに掲載されている応募要領を参照の上、規定の書類を期日までに提出することが必要。【農林水産省】

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