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環境ニュース[海外]

EPA 冷蔵庫・冷凍庫の製造段階でのHFC類排出削減に関する自主的プログラムを創設

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.01.31 【情報源】アメリカ/2006.01.12 発表

 EPAと家電製品製造業者協会(AHAM)は、冷蔵庫・冷凍庫の製造の際に使用される冷却剤・断熱材から排出されるハイドロフルオロカーボン(HFC)類を削減するため、新たな自主的プログラムを創設した。このプログラムは、国内で年間1200万台、全世界で年間6000万台以上の冷蔵庫等が製造される際、排出されるHFC類を大幅に削減するものである。
 今回のプログラムは、家庭用冷蔵庫・冷凍庫の製造のすべての段階、例えば、冷却剤や発泡剤の運搬・貯蔵・移動、施設のパイプでの移動、混合過程、吹き付け設備の調整、発泡剤の注入、冷却システムの変更、試験、冷却剤の回収といった段階において、排出の削減に関する、具体的な戦略を勧告するものである。冷却材・発泡剤のコストが増加しているため、製造業者には、排出・廃棄を最小化する強いインセンティブがある。
 EPAは、多くの事業者と、排出量を定量化し、よりよい技術を促進するために共同して取り組む予定である。EPAは、2004年に、防火産業の22の企業との間でHFC類に関するイニシアティブを開始しているが、今回の取組みも、こうした特定の業界とのイニシアティブの一環となるものである。【EPA】

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