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環境ニュース[国内]

諫早湾干拓事業の環境影響評価レビューに意見 水質や鳥類保全対策求める

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2001.08.29 【情報源】環境省/2001.08.27 発表

 環境省は「諫早湾干拓事業環境影響評価レビュー報告書」に対する同省としての見解をとりまとめ、公表した。
 「諫早湾干拓事業環境影響評価レビュー報告書」は、昭和63年3月の諫早湾干拓事業の公有水面埋立承認に際し、当時の環境庁長官が事業の途中段階でレビューの実施を求めたことを受け、事業者である九州農政局がレビューを実施しとりまとめたもので、平成13年8月9日に公表され、同日付けで長崎県知事に報告されている。
 環境省はこのレビュー報告書に対し、「環境監視の結果が環境影響評価の予測結果と比較してほぼ同様な傾向を示しているかどうか」という観点から、潮位・潮流、水質、水生生物などの変化を検証しているものの、このような変化が相互にどのように関連しているかという点の解明が不十分であり、また、水質での環境保全目標の超過や大型のシギ類の減少傾向など、環境悪化 が懸念される現象が見受けられるため、環境監視の充実や見直し、予測方法の精査・改良、関係機関と連携した環境保全対策の実施を行うべきとの見解を示した。【環境省】

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