一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年のさくらの開花、平年より早い地点が多い見込み
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.01 【情報源】気象庁/2006.03.01 発表
気象庁は平成18年3月1日、北海道・東北地方と沖縄を除いた全国の18年のさくら(ソメイヨシノ)の開花時期について、「平年より早い地点が多い見込みです」との予想を発表した。桜の開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなるが、今回の予想対象地域である東日本(北陸・関東甲信・東海)・西日本(近畿・中国・四国・九州)の2月の気温が平年より高く推移し、3月の気温も平年並か平年より高いとであると予報されたことを踏まえたもの。
13年4月に環境省がまとめた「地球温暖化の日本への影響2001」ではソメイヨシノの開花日が、この50年間に5日早まっていると指摘されており、暖冬だった16年度は全国のほとんどの観測地点で平年より開花が早かった。【気象庁】