一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年のさくらの開花第4報、東北地方は平年並みの地点が多い見込み
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.22 【情報源】気象庁/2006.03.22 発表
気象庁は平成18年3月22日、18年のさくら(ソメイヨシノ)の開花時期について第4回予想を発表した。桜の開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなるが、今回の予想は、対象地域である東北地方の最近の気温が平年より高く、今後の気温も平年並と予報されたことを踏まえ、「開花は平年並の地点が多い見込み」としている。
なお10地点について示された予想開花日をみると、10地点とも平年より1〜4日早い日付となっている。
13年4月に環境省がまとめた「地球温暖化の日本への影響2001」ではソメイヨシノの開花日が、この50年間に5日早まっていると指摘されており、また特に暖冬だった16年度は全国のほとんどの観測地点で平年より開花が早かった。【気象庁】