一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年のさくらの開花第5報、東北地方は平年並みの地点が多い見込み
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2006.03.29 【情報源】気象庁/2006.03.29 発表
気象庁は平成18年3月29日、18年のさくら(ソメイヨシノ)の開花時期について第5回予想を発表した。桜の開花は気温が高いと早まり、気温が低いと遅くなるが、今回の予想は、対象地域である東北地方の最近の気温が平年並か平年より高く推移し、今後の気温も平年並と予報されたことを踏まえ、第4回予想同様、「開花は平年並の地点が多い見込み」としている。
なお10地点について示された予想開花日をみると、宮古が平年と同じ4月20日の開花と予想されていたが、他の9地点は平年より1〜4日早く開花するとされた。
13年4月に環境省がまとめた「地球温暖化の日本への影響2001」ではソメイヨシノの開花日が、この50年間に5日早まっていると指摘されており、また特に暖冬だった16年度は全国のほとんどの観測地点で平年より開花が早かった。【気象庁】