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環境ニュース[国内]

国土交通省の屋上庭園、18年度の公開スタート

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2006.04.14 【情報源】国土交通省/2006.04.13 発表

 東京・霞が関にある国土交通省庁舎(合同庁舎3号館)屋上庭園の一般公開が平成18年4月14日から再開した。
 合同庁舎3号館の屋上庭園は約500平方メートルの面積の中に、最新の屋上緑化技術を使用して雨水・排水利用の池や多様な樹木や地被類、芝生などを配したもので、12年度に整備され、13年度から冬を除いて一般公開されている。
 屋上緑化は都市でのヒートアイランド現象の緩和、市街地の緑化の推進手法の1つとして注目されているが、この屋上庭園でも、(1)断熱効果、(2)生物相の回復効果−−が実証されている。
 断熱効果については、緑化していない屋上表面温度が夏季に60℃近く、冬季に0℃以下となるのに対し、植栽基盤下面は夏季に約28℃、冬季に約10℃を維持している。また、生物相の回復効果としては、これまでに約170種類の昆虫類、11種類の鳥類の飛来が確認されたことが報告されている。
 18年度の公開日・時間は18年4月14日から12月15日までの毎週金曜日(祝祭日は除く)、午後2時から4時まで。ただし、見学を希望する日の前日まで国土交通省都市・地域整備局公園緑地緑地環境推進室緑化推進係(TEL:03−5253−8111 内線32963、FAX 03−5253−1593)まで申込みが必要。【国土交通省】

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