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環境ニュース[国内]

湖沼水質浄化技術の17年度技術実証評価報告書を環境省が承認 4技術分

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.06.05 【情報源】環境省/2006.06.05 発表

 平成17年度の「環境技術実証モデル事業」のうち湖沼水質浄化技術の実証試験結果報告書が実証機関である埼玉県、大阪府、広島県により作成され、18年6月5日までに環境省がこれを承認した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 湖沼水質浄化技術の評価対象としては、閉鎖性水域の水中、底泥に蓄積した汚濁を直接浄化したり、植物プランクトンの異常増殖を抑制するための技術で、現場で直接適用可能なものを想定。ただし、しゅんせつなどの大規模な土木工事を要する技術は除外するとしていた。
 今回報告書が掲載されたのは、 埼玉県が実証試験を担当した(1)(株)クレアテラとりんかい日産建設(株)の「ピーキャッチ(リン吸着材)による水質浄化システム」、(2)東洋建設(株)東京支店の「水質浄化・活性化システムTAWS」、大阪府が担当した(3)(株)マイクロアクアの「微細気泡による水質浄化技術(マイクロアクアシステム)」、広島県が担当した(4)(株)共立の「表層水及び空気をポンプにより底層に供給し、水温躍層の破壊及び底層の貧酸素状態を解消する技術」。
 報告書はそれぞれについて、技術の仕様、汚濁物質の低減効果、機器の稼働による環境影響、電力使用量、維持管理性能、機器の信頼性、維持管理マニュアルの評価などの項目を掲載している。【環境省】  

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