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環境ニュース[国内]

フランス 2006年のオオカミ対策省令を公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.06.09 【情報源】/2006.06.01 発表

 フランスのエコロジー持続可能な開発大臣と農水大臣は、2006年のオオカミの威嚇・駆除に関する様式を定める省令(アレテ)を公表した。
 添付された議定書は、前年と同様、議員や畜産関係者、自然保護団体の代表などが集まり、「オオカミの群れ」について検討した成果である。2005年の報告に基づき、変化した部分は以下のとおり。
(1)2006年は、威嚇と駆除の実施に向け、保護される群れと、それ以外の群れを区別。
(2)干渉の度合いは低下。襲撃で出る犠牲(補償の対象)は1頭以下で、複数ではない。
(3)保護対象の群れについて、威嚇する場合の許可は不要(畜産事業者が新しい手段の利用を希望しない限り)。
(4)2005年よりも、防御のための銃撃の条件を緩和
 なお、2006年に駆除が可能なオオカミは、最大6頭まで。エコロジー持続可能な開発省は、この水準であれば、国内の種の保全状態に影響は及ばない としている。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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