ＯＥＣＤ報告書『環境税の政治経済学』出版記念シンポ、京都で開催へ

【エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2006.06.23 【情報源】環境省／2006.06.23 発表

　経済開発協力機構（ＯＥＣＤ）、環境省、環境経済・政策学会は２００６年７月５日１６時から１８時まで、京都宝ヶ池プリンスホテル（京都市左京区）で、ＯＥＣＤ報告書『環境税の政治経済学』出版記念シンポジウム「脱温暖化社会の形成に向けた税制のグリーン化に向けて」を開催する。
　ＯＥＣＤでは、環境関連税の導入に伴う環境上の効果、経済への影響やその実施に伴う障害を加盟国がどのように克服したかについて包括的な検討結果をとりまとめた『環境税の政治経済学』と題する報告書を出版する予定。
　今回のシンポジウムはこの報告書の出版を記念するものだが、０６年７月３日から７日まで国立京都国際会館（京都市左京区）で開催される「第３回環境経済学世界大会」の関連イベントとしても、位置づけられている。
　プログラムとしては、小林光・環境省地球環境局長による講演「日本における環境税の導入に向けた取り組み」、ロレンツェン・ＯＥＣＤ環境局長、ブラーデン・ＯＥＣＤ環境局課長補佐による基調講演「環境税の政治経済学」、小池環境大臣、 ロレンツェン・ＯＥＣＤ環境局長らが参加するパネル・ディスカッション「脱温暖化社会の形成に向けた税制のグリーン化」が予定されている。
　シンポジウムの傍聴希望者は、電子メールかＦＡＸで事前申込みが必要。申込み時には表題に「ＯＥＣＤ環境税の政治経済学出版記念シンポジウム傍聴希望」と記入し、住所、氏名、所属（企業・団体名）、部署名、電話番号、連絡先（電子メールアドレスまたはＦＡＸ番号）を明記すること。希望者多数の場合は先着順で参加者を決定する。申込み先は、ＯＥＣＤ環境税の政治経済学出版記念シンポジウム登録事務局（住所：〒１０２−８４８１東京都千代田区麹町５−１弘済会館ビル６階(株)コングレ内、ＦＡＸ番号：０３−５２１６−３１１５，電子メールアドレス：oecdsympo@congre.co.jp）。
　なお、ＯＥＣＤ報告書『環境税の政治経済学』（日本語版、定価３，３６０ 円）は中央法規より出版される予定。【環境省】