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環境ニュース[国内]

17年度食料・農業・農村白書のあらましを音声テープ化

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.07.31 【情報源】農林水産省/2006.07.28 発表

 農林水産省は平成18年7月28日、「17年度食料・農業・農村白書のあらまし」の内容を視覚障害者に理解してもらうために、音声テープを作成したと発表した。
 今回の白書は、17年度から実施されている新「食料・農業・農村基本計画(注1)」にもとづく主要施策の取組み状況や課題についての関心と理解を深めることをねらって作成されたもの。
 本論は「第1章 望ましい食生活の実現と食料の安定供給システムの確立(食料)」、「第2章 地域農業の構造改革と国産の強みを活かした生産の展開(農業)」、「第3章 農村の地域資源の保全・活用と活力ある農村の創造(農村)」の3章構成とし、また17年度に特徴的な出来事を紹介する「トピックス」欄では、「基本計画に基づく農政改革の取組み加速化」、「WTO農業交渉」、「知的財産の活用推進と革新的技術の開発・普及」、「農産物輸出促進」、「原油高騰への対応とバイオマスなどの地域資源利活用促進」、「少子高齢化・人口減少局面での食料・農業・農村の動向」をとりあげた。
 今回のテープは、視覚障害者を主な対象にしたもので、全国の盲学校、点字図書館、福祉施設、地方農政局・都道府県に配布し、利用希望者から照会があった場合は貸し出しなどを行うとしている。

(注1)食料・農業・農村基本法の基本理念に即した施策を実施するために政府が定めている計画。新計画には、食料自給率新目標の設定と自給率向上への努力、食の安全と消費者の信頼確保、環境や資源を重視した施策の確立、農村活性化−−など、新たな政策改革の方向性づけが示されるともに、政策の推進にあたって施策の手順、目標を示した工程表を作成すること、施策評価を行うこと−−が規定されている。【農林水産省】

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