倉庫施設への省エネ機器導入　国交省認定６０件の事業への補助をＮＥＤＯが決定

　国土交通省は平成１８年８月２日、同省が「省エネ機器導入計画」を認定した倉庫施設への省エネ機器導入事業６０件すべてに対し、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（ＮＥＤＯ）が補助金の交付を決定したと発表した。
　この補助金は、１８年度「エネルギー使用合理化事業者支援事業」によるもので、省エネ効果が高い設備を導入する全業種の事業者に導入費の３分の１（複数事業者による連携事業のみ２分の１）を補助するとしている。
　倉庫業に関しては、高効率変圧器、冷却設備、照明器具、運搬機器などの導入補助を行うとしていたが、補助金申請にあたっては、事前に国交省の「省エネ機器導入計画」の認定取得が義務づけられていた。
　なお国土交通省によると、今回の採択により、変圧器８４台、冷却関連設備１３系統、照明器具７，９８８台、フォークリフト５７台の省エネ化が実現できるという。【国土交通省】