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環境ニュース[国内]

国有林野の17年度管理経営状況を公表

環境行政 行政資料】 【掲載日】2006.08.30 【情報源】林野庁/2006.08.29 発表

 平成18年8月28日開催の林政審議会で、林野庁が諮問した「平成17年度国有林野の管理経営に関する基本計画の実施状況」が妥当であると答申されたことを受け、林野庁は翌29日、この「実施状況」を公表した。
 国有林野の管理・経営は「国有林野の管理経営に関する基本計画」に基づいて実施されており、毎年9月末までに前年度の実施状況をまとめ、林政審議会の意見を聴いて公表されることになっている。
 今回公表された内容によると、17年は(1)針葉樹と広葉樹の混交、新潟県中越地震による山地災害復旧など、森林の持つ公益的機能の維持増進、(2)森林環境教育や森林とのふれあい、(3)森林でのC02吸収・固定促進、生物多様性保全など、新たな政策課題に対応した取組み、(4)国有林に関する情報を提供するとともに国民の声を聞く対話型取組み、(5)林産物の持続的で計画的な供給、(6)効率的な事業の実施−−などの促進策を実施したと報告している。
 なお具体的な取組み内容としては、全国13か所・約2万5,000ヘクタールに及ぶ保護林の新設、3か所・3万ヘクタールの「緑の回廊(注1)」の新設−−などが紹介されている。

(注1)野生動植物の生息・生育地を結ぶ移動経路の確保や個体群の交流促進を目的に国有林野内の保護林を連結しネットワーク化する事業。18年4月1日までに設定された緑の回廊は、全国22か所・42万2,000ヘクタールに及ぶ。【林野庁】

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