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環境ニュース[国内]

研究中間報告書「日本における光化学オキシダント等の挙動解明に関する研究」を公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2006.10.23 【情報源】国立環境研究所/2006.10.20 発表

 独立行政法人国立環境研究所は平成18年10月20日、研究報告書「日本における光化学オキシダント等の挙動解明に関する研究」を同研究所のサイトから公表した。
 この研究は、16年度から18年度までの予定で、国立環境研究所が地方環境研究所と実施している第2期C型共同研究(注1)。
 13〜15年度に取り組んだ第1期C型共同研究「西日本及び日本海側を中心とした地域における光化学オキシダント濃度等の経年変動に関する研究」を引き継ぎ、全国的なオキシダントの挙動解明を行うことを目的として実施されているもので、第1期に実施した基礎解析に加え、オキシダント濃度の上昇要因を解明するために「ヒートアイランドが発生したときの影響」、「大陸からの移流または成層圏オゾンからの流れ込みと光化学反応」など複数の研究グループに分かれて、応用解析を進めている。
 また今回の報告書は16〜17年度に実施した研究の成果を中間報告としてまとめたもので、宮城県、群馬県、埼玉県、神奈川県、石川県、山梨県、大阪府、大阪市、神戸市、奈良県、和歌山県、岡山県、熊本県、宮崎県でのオキシダント濃度に関する基礎解析結果や、国立環境研究所交流シンポジウムで発表された10件の研究発表要旨などが掲載されている。

(注1)国立環境研究所が、地方環境研究所と行う共同研究のうち、全国環境研協議会を窓口として研究課題を募集し、国環研と複数の地方環境研究所が参加して実施するタイプの研究。【国立環境研究所】

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