トキ野生復帰シンポジウムを東京国際フォーラムで開催へ

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2006.11.22 【情報源】環境省／2006.11.22 発表

　環境省と新潟県は２００６年１２月１７日に、東京・有楽町の東京国際フォーラムＤ７ホールで「トキ野生復帰シンポジウム〜羽ばたかせよう朱鷺を、美しい日本の空へ〜」を開催する。
　このシンポジウムは、佐渡で進められているトキの野生復帰の取組みを広く周知すること、取組みの意義や課題などをさまざまな立場から検討し、その国家的な意味を見つめ直すことが目的。
　プログラムとしては（１）環境省自然環境局担当者による、トキ保護増殖事業の経緯についての説明、（２）山岸哲・（財）山階鳥類研究所長による基調講演「鳥類保全の方向」、蘇雲山・環境文化創造研究所主席研究員による基調講演「中国におけるトキの保護事業」、（３）６名のパネリストを迎えてのパネルディスカッション「トキの野生復帰に対する期待と課題」が予定されている。また、会場のホールＤの６階エントランスでは、トキの剥製やパネル展示が行われる予定。
　参加希望者は住所・氏名・年齢・電話番号・電子メールアドレスを記載の上、電子メールか官製往復はがきにより申し込むことが必要。宛先は環境省自然環境局野生生物課トキ野生復帰シンポジウム担当（住所：〒１００−８９７５東京都千代田区霞が関１−２−２、電子メールアドレス：TOKI-SYMPO@env.go.jp）。参加定員は２４０名で、定員に達し次第募集は締め切る。【環境省】