フランス　2008～2012年期の国内割当計画修正版を欧州委員会に提出

　フランス政府は2006年12月29日、欧州委員会に2008－2012年期の国内割当計画を通知した。CO2の割当総量は、1億3280万トンに上る。
　政府はこれ以前に、この計画について、産業界、NGO、行政、専門家からなる国の検討委員会に意見を求め、また、インターネットを通じた公衆協議を行った。計画の修正は、協議段階で提出された意見を考慮し行われた。
　この計画は、フランスのエネルギー分野・産業分野にとって、環境上、非常に大きな挑戦となるもので、2005－2007期の割当量と比較し、CO2を2300万トン以上削減することとなる。
　また、これは、2050年までに温室効果ガス排出量を4分の1にするというフランス法の目標に一致するものである。【フランス　エコロジー・持続可能な開発省】