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環境ニュース[海外]

UNEP レバノンの紛争後環境アセスメント報告書を公表

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.02.05 【情報源】国連/2007.01.23 発表

 2006年7月・8月、イスラエルの攻撃を受けたレバノンにおいて、環境への影響を調査した「レバノン:紛争後環境アセスメント報告書」が、1月23日に公表された。
 報告書は、レバノン環境省の要請により環境専門家らが行った現地調査の結果を踏まえたもの。
 この報告書によると、爆撃や火災に遭った工場・産業施設は、様々な有害物質や有毒物質に汚染されており、水の供給や公衆衛生の観点で脅威となっていることから、灰や化学物質などを早急に除去・処理する必要があるという。また、医療廃棄物を含む膨大な量の瓦礫の処理、農地などからの不発弾の除去、上下水道ネットワークの修復も大きな課題となっている。
 一方で、海洋での油濁汚染は大部分が封じ込められ、地中海沿岸域の汚染は、ほぼ通常のレベルに近づいているという。これは、レバノンにとって経済的に重要な観光業・漁業には、朗報といえる。【UNEP】

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