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環境ニュース[海外]

フランス・オラン大臣 廃タイヤ除去の現状を視察

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2007.02.09 【情報源】フランス/2007.01.29 発表

 フランスのオラン エコロジー持続可能な開発大臣は、廃タイヤの除去の状況をとりまとめるため、1月29日、ジロンド県のエスピエを訪れた。
 オラン大臣は、2005年9月、山積みになった廃タイヤを2年間で除去することが必要だと指示していた。2005年に調査された114カ所の廃タイヤ置き場(24万2000トンの廃タイヤが堆積)について見ると、44カ所では既に撤去が完了しており、稼動中の15カ所は過剰ストック分を撤去、あるいは撤去中となっている。
 一方、稼動していない55カ所については、撤去のため、機能していない会社の顧客(廃タイヤを回収し、除去する義務がある)を探し出すことが約束された。55カ所にストックされているタイヤの約半分は、処理能力のある責任者の特定が難しく、解決法の発見を急がなければならない。
 なお、2004年1月以降、新たに発生する使用済みタイヤの除去責任者である施設所有者は、規則による義務として、3万トンの廃タイヤを処理することを約束している。
 オラン大臣は、廃タイヤの除去に向けて、自動車メーカー、販売店、修理会社、廃棄物処理会社など業界関係者全体が早急に約束を交わし、施設所有者が約束したような取組みに参加しなければならない と述べ、納税者や消費者が、直接、その役割を代わりに担うことは受け入れがたい とコメントした。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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