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環境ニュース[国内]

国指定小佐渡東部鳥獣保護区の指定拡大案で意見募集 トキの野生復帰めざし

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2007.03.07 【情報源】環境省/2007.03.07 発表

 環境省は平成19年3月7日、国指定小佐渡東部鳥獣保護区の指定拡大に関する指定計画書案を公表し、この案について19年4月5日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 国指定鳥獣保護区は、国際的・全国的な鳥獣の保護の見地から重要と認められる区域として、鳥獣保護法に基づき環境大臣に指定された区域。現在、全国で66か所が指定されている。
 小佐渡東部鳥獣保護区は、新潟県佐渡市の南東部に連なる小佐渡山地のうち北東部分に位置する区域。トキの営巣木に適したアカマツ、コナラなどの高木や、ねぐら木が多く存在するほか、餌となる生物の生息地である河川、湿地、水田、水路などがあり、既指定区域(734ヘクタール)には昭和40年代前半まで野生のトキの営巣が多く確認されていた。
 今回の指定拡大案は、佐渡トキ保護センターで繁殖させたトキの野生復帰をにらんで作成されたもので、国指定鳥獣保護区を既指定区域の周辺1万2,620ヘクタールまで拡大するとしている。
 また、この保護区の存続期間は19年7月1日から23年10月31日までとされている(注1)。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。ただし電子メールで意見提出を行う場合は、ホームページ上にある様式ファイルを利用し、添付ファイルとして提出することが必要。宛先は環境省自然環境局野生生物課(住所:〒100−8975東京都千代田区霞が関1−2−2、FAX番号:03−3581−7090、電子メールアドレス:shizen_yasei@env.go.jp)。

(注1)既指定区域の存続期間は平成13年11月1日から23年10月31日までとされている。【環境省】

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