一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

日本で開催されるG8サミットに成果報告を 違法伐採専門家国際会議が初会合

地球環境 森林の減少】 【掲載日】2007.03.14 【情報源】外務省/2007.03.07 発表

2007年3月5日・6日の両日、東京・港区の三田共用会議所で、違法伐採国際専門家会議が開催された。
 西村六善地球環境問題担当大使とサルマン・アル−ファリシ・インドネシア外務省開発・経済・環境課長が共同議長を務める中、主要木材生産国・消費国17か国とEC、国際機関から、違法伐採問題に関する責任者55名が会議に参加。
 各国の取組み状況の報告のほか、違法伐採対策をめぐる各国の協力、2国間の自主的パートナーシップ協定(VPA 注1)による木材の合法性・持続可能性証明制度、森林認証制度の有効性などについて意見が交わされ、このうち森林認証については、違法伐採問題を解決する万能薬ではないが、持続可能な森林経営の証明や合法性の証拠として活用することが有用であるという点で、多くの参加者の見解が一致した。
 また、違法伐採問題に関して、引き続き先進8か国首脳会議(G8)で議論が行われるべきだという共通認識が得られた。
 なお違法伐採専門家国際会議は、08年に日本で開催されるG8サミットに議論の成果を報告することをめざし、今回の会議での議論をもとに、08年初頭開催予定の第2回会議で更に内容を掘り下げることを決めた。【外務省】

(注1)EUは、木材の合法性を原産国側で確認できるシステムの構築をめざし木材生産国との間でVPA交渉を開始しており、今回の会議でもこの取組みが歓迎された。

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク