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環境ニュース[海外]

中国 危険物と有毒化学品の管理を強化 天津が危険廃棄物排出ゼロを実現

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2007.05.17 【情報源】中国/2005.07.06 発表

 ここ3年の環境モデル都市整備活動により、天津市は危険廃棄物・有毒化学品管理を法的管理強化の軌道に乗せ、国際的に先進レベルの危険廃棄物処理処分センターを建設した。現在、同市の生活ゴミ無害化処理率は80%を超え、工業固形廃棄物処分・利用率は70%を超えており、危険廃棄物排出ゼロの環境モデル都市検収基準を実現した。
 これまで同市は1999年7月、12月にそれぞれ「天津市有毒化学品汚染環境汚染防止弁法」、「天津市危険廃棄物環境汚染防止弁法」を公布した。その後同市環保局は2001年7月に「天津市危険廃棄物経営許可証管理弁法」と「天津市危険廃棄物マニフェスト実施細則」の二つの推奨文書を出した。固形廃棄物管理の需要を満たすため、2001年12月には天津市固形廃棄物・有毒化学品管理センターを設立した。
 2003年9月、同市は国際的に先進レベルの危険廃棄物処理処分センターを建設した。年処理量3.7万トンで市内の需要を満たすことができる。これまで同センターでは、医療廃棄物5000トン、工業危険廃棄物や各種危険化学品6000トンを無害化処理し、モトローラやインテル、IBMなど世界企業の環境審査や米国の環境審査企業の審査をパスし、米国TDA(商務省)専門家チームの高い評価を得た。同チームによると、世界先進レベルにあるだけでなく、米国のレベルを超えている面もあるとした。
 同市は危険廃棄物の収集、処理処分、リサイクルの業者に対して経営許可証制度を実施し、14社に「危険廃棄物経営許可証」を出した。この経営種類・範囲に基づいて厳格に日常管理監督を実施し、物価部門と協力して危険廃棄物処理の指導価格を定め、危険廃棄物市場経済化の環境を整えていく。
 2004年、831の工業危険廃棄物排出団体、医療機関、経営許可証保有業者に対して研修を行い、試験合格者には研修証書を出した。このほか、危険廃棄物マニフェスト制を導入し、年間1737件の申請があった。また日常管理監督の強化と情報交流の場の設置のために、申請登記制度を実施し、情報データバンクを設けた。【中国環境報】

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