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環境ニュース[国内]

安倍首相が温暖化問題をテーマにしたハイリゲンダム・サミット報告会に出席

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.06.22 【情報源】首相官邸/2007.06.20 発表

 安倍首相は2007年6月20日、環境省、外務省、経済産業省が主催した、地球温暖化問題に関するハイリゲンダム・サミット報告会に出席し、サミットで日本が提案した気候変動問題に対する長期戦略「美しい星50」の内容や、各国首脳との議論の経緯を説明した。
 「美しい星50」は、(1)2050年までに、世界全体の温室効果ガスの排出量を半減させることを目標として、革新的技術の開発と、環境に調和したライフスタイル・社会システムづくりに日本が積極的に取組み、その成果を「日本モデル」として世界に発信すること、(2)京都議定書が規定していない2013年以降の気候変動対策の国際的な枠組みを、経済発展と両立可能で、各国の削減能力・事情に配慮した柔軟で多様性のある内容とし、全主要排出国の参加が得られるものとすること、(3)07年度中に京都議定書目標達成計画を見直し、「1人1日1キログラムの温室効果ガス削減」を目標とした国民運動を新たに日本国内で展開していくこと−−の3点を包括的な政策として示したもの。
 報告会では、温室効果ガス削減のための国民運動についても触れ、CO2削減のためのアイデアを一般から広く募集し、よいアイデアを広めていく取組みなどを通じて、「1人1日1キログラムの温室効果ガス削減」の実現をめざすことを呼びかけた。
 また、08年に北海道洞爺湖で開催されるG8サミットについては、「今回の合意を礎としてさらに大きな弾みのつくサミットにしたい」と発言。サミットまでの1年間をかけて取組みを進めるために、08年7月7日にサミット開幕1年前のイベントを開催する考えなどをあきらかにした。【首相官邸】

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