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環境ニュース[国内]

都市中枢部でヒートアイランド防止&省CO2対策を集中実施へ 補助事業で5件を採択

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2007.07.09 【情報源】環境省/2007.07.09 発表

 平成19年度からの新規補助事業「クールシティ中枢街区パイロット事業」の1次交付対象事業として5件が採択されたことが、環境省の19年7月9日付け発表であきらかになった。
 この事業は、ヒートアイランド現象が顕著な都市中枢部で、ビルの省エネ・代エネ化とヒートアイランド緩和の双方に寄与する対策を複数組み合わせて、集中的に実施する案件に補助を行うもの。
 あらかじめ選定された「クールシティ中枢街区パイロット事業モデル街区」にある民間所有のビルで実施する案件のうち、(1)ヒートアイランド対策と二酸化炭素削減の双方が見込める、(2)費用対効果や費用対便益などが高く、他の街区・施設のモデルとなりうる、(3)技術として他の街区・施設への波及効果がある−−の3点を満たしていることが採択の要件だった。
 公表内容によると、採択されたのは、東京・丸の内の(1)丸ビルの屋上緑化工事と(2)郵船ビルの屋上緑化工事、(3)(仮称)ザ・ペニンシュラ東京新築にあたっての敷地緑化、水を活用した技術の導入、東京・江東区の(4)小名木川貨物駅跡地での商業施設新築にあたっての壁面緑化、高反射塗装、親水性光触媒、地中熱ヒートポンプの導入、大阪市の(5)朝日放送新社屋新築にあたっての屋上緑化、日射遮蔽対策の導入。
 採択案件に対しては事業費の2分の1が補助される予定で、補助総額は3億8,387万円。
 なお19年8月以降に2次交付分の募集が行われる予定。【環境省】

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