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環境ニュース[国内]

温泉施設の可燃性天然ガス 暫定安全対策の実施促進を都道府県に通知

自然環境 自然とのふれあい】 【掲載日】2007.07.25 【情報源】環境省/2007.07.24 発表

 東京都渋谷区の温泉採取施設「シエスパ」で、平成19年6月に爆発死亡事故が発生したことに伴い、温泉法を所管する環境省は19年7月24日、温泉施設の可燃性天然ガスに対する暫定安全対策の実施促進を依頼する通知を都道府県知事に送付した。
 この通知に盛りこまれた暫定安全対策の内容は、(1)屋内・地下室に設置された既存源泉・ガス分離器などの都道府県による把握と、都道府県からこれらの既存施設源泉管理者への対策実施要請、(2)都道府県から新規施設設置者への屋内・地下室への源泉・ガス分離器などの設置延期要請(設置延期期間は本格的な対策方針決定まで)。
 また、暫定安全対策の実施促進スケジュールとして、源泉・ガス分離器の把握後、遅くとも19年8月中までに、都道府県が事業者への要請を行うこと、19年9月末までの各都道府県の暫定安全対策の実施状況を、10月15日まで環境省に報告することも要請されている。【環境省】

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