ドイツ連邦内閣　気候保護促進のために新たな政策パッケージを承認

　ドイツ連邦内閣は12月5日、気候保護のための対策を盛り込んだ包括的な政策パッケージを承認した。
　この政策パッケージは、エネルギー効率、再生可能エネルギー、バイオ燃料、交通、さらにCO2以外の温室効果ガスの分野に関する14の法令で構成されている。また、2008年5月には、新たに7つの対策が承認される。
　これにより、ドイツは、2020年までにCO2排出量を1990年レベルから40％削減するという目標に近づくことができる。独立した調査によれば、36％削減も達成できると推計されている。
　連邦政府は、2008年における気候保護対策予算に、2005年よりも200％多い33億ユーロを用意している。【ドイツ連邦環境省】