ドイツ　再生可能エネルギー・市場促進プログラムへの助成申請数が100万件を突破

　ドイツ連邦環境省は、12月7日、2000年に開始した再生可能エネルギー・市場促進プログラムへの助成申請数が100万件を超えたことを発表した。100万件目の申請者となったニーダーザクセン州の家族には、連邦環境省のガブリエル大臣より、直接、助成許可が手渡された。
　市場促進プログラムは、熱供給部門における再生可能エネルギーの促進に最も重要な手段となっており、助成対象は太陽熱利用機器とバイオマスボイラーである。申請受付機関であるドイツ連邦経済輸出管理局には、毎年約16万件の申請が寄せられている。
　2000年以降、62万5000件のプロジェクトに8億2700万ユーロが助成され、65億ユーロ以上の投資が行われた。
　助成金額も増加しており、2007年の2億1300万ユーロから、2008年は3億5000万ユーロとなる見込みである。【ドイツ連邦環境省】