０８年度事業の３３課題を採択　ＡＰＮ第１３回政府間会合

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2008.03.27 【情報源】環境省／2008.03.25 発表

　２００８年３月１８日から２０日にかけ、神戸の神戸ファッションマートで、アジア太平洋地球変動研究ネットワーク（ＡＰＮ）の第１３回政府間会合が科学企画グループ（ＳＰＧ）会合と合同で開催された。
　ＡＰＮは、１９９６年に設立された、地球変動研究を支援するアジア太平洋地域の政府間組織で、現在２１か国が参加している。日本の環境省・兵庫県、米国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国から財政支援を受け、主に（１）公募型共同研究プログラム（ＡＲＣＰ）と、（２）開発途上国の研究能力開発・向上プログラム（ＣＡＰａＢＬＥ）の２タイプのプログラムについて、プロジェクトを公募し、支援を行っている。
　今回の合同会合には、加盟国政府代表や科学企画グループメンバーが参加。０８年度事業として、公募型共同研究プログラム１８課題、開発途上国の研究能力開発・向上プログラム１５課題が採択されたほか、０５年４月の第１０回政府間会合にて策定された第２次戦略計画の評価を開始し、１０年３月までに完了することで合意した。さらに、１０年３月までに、その評価結果も踏まえて第３次戦略計画を策定することとされた。【環境省】